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フルコン空手で一本勝ちを狙う為に知るべきこと

フルコンタクト空手は、

一本・技あり>ダメージ>有効打>手数・足数>積極性

という基準で勝敗が決まります。
実力が伯仲した者同士の闘いでは、そうそう「一本」「技有り」を取れるものではありません。
よって、一本を狙っている間に試合時間が過ぎ、判定負けになってしまっては目も当たられません。
理想の闘い方は、

「一本勝ちを狙いながらも、判定でも負けない」

となります。
一本勝ちを「ロマン」ではなく、「現実的」に目指すには、判定基準について熟知していなければなりません。
例えば、一口に「下がる(後退する)と不利」と言っても、

・打撃の打ち合いの中で下がる。
・相手の打撃を受けずに下がる。
・自分の打撃を入れてから下がる。
・相手の打撃を受けてから下がる。
・下がった直後に自分の打撃を決める。
・下がった直後に相手の打撃を受ける。

と、多様な局面があります。
上記の局面を判定基準に沿って評価してみましょう。

・打撃の打ち合いの中で下がる。・・・(「×」。「ダメージ」があるように思われる。)
・相手の打撃を受けずに下がる。(「△」。戦術の一環として下がる選択をするのは良くても、そのままなら「積極性」にかける)
・自分の打撃を入れてから下がる。(「○」。「有効打」となる。但し、弱い打撃では「×」)
・相手の打撃を受けてから下がる。(「×」。「ダメージ」があるように思われる。)
・下がった直後に自分の打撃を決める。(「△」又は「○」。相手の「積極性」を「有効打」で相殺できる。)
・下がった直後に相手の打撃を受ける。(「×」。「ダメージ」があるように思われ、さらに相手の「有効打」も受ける)

となります。
練習の段階、特にスパーリングでは、「判定基準」について明確に理解した上で行わなければ、質の良いスパーリングにはなりません。
優勢ポイント以上に、劣性ポイントを理解し、劣性ポイントを打開する技術を磨く事が、引いては「一本勝ち」を取る確率が高まります。

「判定で負けない闘い方を熟知」

しなければ、一本勝ちは狙えません。